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Vol.004
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『資本金ゼロで株式会社をつくる方法』
http://www.markresearch.com/ 2004/10/06 4号
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■デラウェア州のメリット
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前回は、海外に株式会社を設立し日本に営業所登記を行うことによっ
て、格安で株式会社を始められることをお話しました。
特にアメリカは、最低資本金を定めていない州が多く、理論的にはわ
ずか1セントでも株式会社を設立することが可能です。そして、必ず
しも銀行口座に預け入れする必要もないため、実質は資本金無しでも
設立が可能といえるのです。
さて、今回は、アメリカの中でも最も多くの会社が存在しているデラ
ウェア州についてご説明します。
–・——・–
デラウェア州はアメリカ大陸の東海岸、ニュージャージー州とメリー
ランド州の間に挟まれた人口78万人、面積は全米50州中49位にランク
されるほどの小さな州です。
しかし、そこには38万件以上の法人が存在し、ビジネス誌フォーチュ
ン500社のうち半数が、ニューヨーク証券取引場に上場している企業の
45%がデラウェア州で設立されています。
では、なぜデラウェア州は全米の新規法人設立数1位となっているので
しょうか?
その理由はこの州の先進した会社法と司法制度にあります。
大きな理由の1つ目としてデラウェア州の会社設立の容易さがあります
。州外の取締役会開催が可能、州外居住者の取締役就任が可能、事務
所の設置が不要、など、州外(国外も含めて)からの会社設置を視野
に入れた州法となっています。
また、歴史上、デラウェア州の会社費用は全米でも最も安価な州とな
っています。しかしながら、現在では実質的なビジネスがデラウェア
州外で行われている場合、デラウェアではなく、自州での会社設立が
安価になるよう、州法を改訂してる州も少なくありません。
2つ目の理由として、税制面での優遇があります。例えば、デラウェア
州では州内の法人所得税率は8.7%ですが、州外の事業には課税されま
せん。また、ネバダ州やテキサス州・ハワイ州などにおいては売上税
を課していますが、デラウェア州にはありません。このような税制面
での優遇が数多く存在しています。
ただし、全ての事業においてデラウェア州の税額が最低になるのでは
なく、事業によっては他州のほうが優位になることもありますのでご
注意を。
3つ目の理由として、デラウェア州は会社法専門の衡平法裁判制度が全
米一確立していることがあげられます。デラウェア州の裁判は陪審員
でなく裁判官が裁定を行います。
また、デラウェア州では、企業に有利な立場をとる裁判所として有名
なのです。それによって、多くの判例は文章によって記録され、他の
裁判の先例として使用されています。
さらに、企業の多くがデラウェアに設立されているため、同州の会社
関連の法律に熟知した裁判官が多く、また判例の多さから、自ずから
デラウェア州の裁判は全米での模範判例として使用されることが多く
なっているのです。
以上のようにデラウェア州には会社にとって様々な優遇された制度や
習慣が定着しているといってもよいのです。
–・——・–
ただし、近年においては他州もデラウェア州をお手本として州法の改
定を進めており、デラウェア州と遜色のない制定法を持っている州が
あるのも事実です。
私の経験では、日本人がアメリカで会社を設立する州のベスト3は、
デラウェア州、ハワイ州、ネバダ州となっています。
次回は、どこの州で設立するか?についてお話します。
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●編集後記
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発行: マークリサーチ
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